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2021.04.26 新型コロナワクチン接種はかかりつけ患者さんに対して行います(第二報)
遂に大阪・京都・東京に緊急事態宣言が発令されました。大阪で医療崩壊が来てしまったから止むを得ないですね。日本にはたくさんの病院ベッドがありますが、新型コロナに役立つベッドは少ないということが露見してしまいました。だって、ベッドばかり多くても肝心な感染症に長けた医師と看護師が居なければ役に立ちません。先日、あるテレビ番組で司会者が「感染者が減りかけた夏の間に何故、新型コロナ感染者用の入院ベッドを増やさなかったんですか? 怠慢です!」と強い口調で話していました。しかしね、寝るベッドは簡単に増やせるけど、治療や看護のできる医師・看護師は数ヶ月間では養成出来ないでしょ。それに養成される医療スタッフも元々は別の部署で頑張って仕事している人達であり、養成期間を含めて本来の職務を停止させる訳です。結局、他の診療を縮小させることになり医療崩壊に繋がります。普段からもっと余裕を持って医療スタッフが働けるようしておくべきだったのです(あくまで結果論ですが・・)。医者の数が足りん!
そういえば「医療費亡国論」という厚労省の偉いさんが出した論文がありました。現状の医療体制で行くと日本は医療費ばかり増えて社会の活力が失われる・・・総論には賛成ですが、結局の各論は医療費削減の為に医師数を制限しようってことに。先進国と比べ医師数は本当に少なく皆、時間外労働して頑張っているのに本末転倒です。
さて、本題です。
吹田市も診療所での予防接種が可能となりました。当院は6月1日から予防接種出来るよう準備中です。予約開始は5月10日ごろを予定していますが、吹田市からの正式な指示を待っているところです。出次第、具体的な予約の仕方をお知らせします。
ただ予防接種を受けられる方は当院に通院中の方に限ることにします。「えっ、不公平や! 誰でも接種できるやろ〜」って声も聞こえそうですが、ワクチンで副反応やらアナフィラキシーが起こるかもと言われている最中、馴染みのない方に接種できる自信はありません。院長1人、看護師3人で対応しますから、病状のよく知った方にのみ接種させて戴きます。初診の方や体調の思わしくない方は医療スタッフの沢山いる集団接種がお勧めですよ。
写真はファイザー製ワクチンを6人分取れる特殊な注射器です。日本では手に入りにくい注射器と報道されましたが、当院では以前から使っていました。顔面の痙攣を和らげるボトックスという薬を極少量、顔面に注入するためです。当院での予防接種にもこの注射器を使うと思います。
2021.04.21 新型コロナウイルスワクチン接種が始まります
暖かくなりました。あれだけ咲き誇っていた桜も散り、今では青々した若葉で満ちています。「寒かった冬もいつかは過ぎ、必ず春が来る」いいですね〜・・・ 一方、新型コロナ感染は満開状態が続いています。勢いが増しています。
この一年間、3密を避け不用意な外出を極力減らしてきました。しかし、その結果がこの状態なら、あとはワクチン接種で押さえ込むしかないでしょう。ワクチン接種で起こる副反応やアナフィラキシーを必要以上に気にして接種しなければ、いつまでたっても現状のままと思います。
しかし、その期待のワクチンもなかなか届きませんね。医療従事者枠の私達もまだ接種受けておらず、どうなってるん!
そんな中、ようやく希望の光が差し込んで来ました。高齢者の方をまず対象に吹田市内6か所での集団接種ですが、5月6日から予約受付となり、5月中旬から接種が始まります。また診療所でも遅れて6月頃から接種できる手筈となったと連絡がありました。
急遽、当院でも慢性疾患で通院中の方を対象にですが、接種準備を始めたところです。準備が整い次第、このホームページや当院の掲示板で正式なご案内を致しますので、しばらくお待ちください。
写真には当院の入る医療ビルのロビーから見えていた満開の桜を載せました。新型コロナのお陰で遠くには行けず、今年は最も近い桜の鑑賞で済ませました。こんなの見ていると余計、出掛けたくなりますね。
2021.02.08 新型コロナワクチン接種って、本当に怖いの?
ちょうど中国武漢で謎の肺炎を起こす感染症が表沙汰になって1年が経ちました。この1年間を振り返って見て、「あれっ、この1年間何をしてきたんだろう?」と思ってしまいます。何から何まで自粛続きで、診療所で仕事していたことしか思い出せません。この先もこんな生活が続くのかと思うと暗い気持ちになります。そして、この状態から脱出するにはやはりワクチン接種しか方法ないのだろうなと思っています。
ところが、いざワクチン接種が今春から始まるよと報道されだすと、なぜか予防接種を躊躇っておられる方が少なからずおられます。
何故でしょうね?
確かに今までにないウイルスの予防接種ですよね。未知数の部分がまだあり、打って大丈夫かという不安感はあります。また、マスコミで、接種した後にアナフィラキシーショックを起こしたというアメリカの看護師のインタビュー画像が度々流されました。インパクトありましたね。あんなの見たら不安いっぱいになります。でも、筋肉注射を受けている時も痛そうな表情をせず、その後も普段通りの生活をしている多くの人達の姿は報道されませんでした。不公平です〜。マスコミはなんで例外的な人ばかり繰り返し報道するのでしょうね。なんで多くの人の経験談を報道しないんでしょう? きっとマスコミは多くの人達の意見には興味ないんだと思います。
さて、アメリカ疾病対策センターが発表したワクチンのアナフィラキシーショックの頻度と、日本の抗生物質や検査用造影剤での頻度を記します。
100万人当たり、ファイザー製ワクチン:5人、モデルナ製:2.8人、インフルエンザワクチン:1.4人、ちなみに抗生剤はなんと370人以上(種類により異なります)、造影剤では重篤例:40人と言われています。あれだけ新型コロナワクチンは怖いかも!と煽っておきながら、普段、受ける抗生物質の点滴や造影CTの怖さについては比較しません。食物アレルギーでアナフィラキシーを起こし死に至る確率も100万人当たり13.5~27人とされていますから、新型コロナワクチンが起こすショックは決して多くはないと思います。
アナフィラキシーショックはワクチン接種後、20~30分以内に起こり、その対処方法は抗生剤や食物アレルギーでのショックと同じです。これらを考えると、ワクチンに対する不安は少しは軽くなると思います。
この正月、他に行くところもなく、いつもの箕面の滝まで往復5.6Kmの散歩に出かけました。散歩道に沿って流れる清流でまさかの山椒魚を見つけました。山椒魚ですよ! 動いています!初めて見た〜
2020.12.13 年末年始の休診のお知らせ・・・12月27日(日)から1月3日(日)までお休み致します
新型コロナウイルス感染者が遂に全国で3000人を超えてしまいました。大阪でも429人(12月11日)と最多を更新しています。えらいこっちゃ! です。 さらに最近の傾向として高齢の感染者が増えてきました。12月11日の陽性者429人のうち、70代が60人、80代以上が45人、合わせて105人でした。4人に1人が70歳以上です。高齢になればなるほど重症・死亡に至るケースは多く、東洋経済社の資料によると80代以上で12.6%、70代で5.1%と高い死亡率を呈します。一方、60代になると1.5%、50代では0.3%と死亡率は下がっていきます。年齢以外の要素もあるはずですが、とにかく高齢の方々は感染しないよう生活防衛する他ないようです。また11月になってから、あちこちの高齢者や障害者の介護施設でクラスターが多発しています。介護するには身体に触れざるを得ないため、施設内の誰かが感染受けると一気に広がるのでしょうね。介護の現場で頑張るスタッフの心労は大変なものと思います。
この状況に関して気になる先例があります。欧州で既に多数の介護施設でクラスターが発生し、スペインでは死亡者数29,011人のうちなんと19,824人(68%!)が高齢者介護施設からの死亡と報告されました(文藝春秋10月号、p242-251)。フランスやイギリス、ベルギーなど西欧諸国も同様とのことですから、日本も同じ轍を踏まないよう国は一刻も早くクラスター発生時の指針を出すべきと思います。少なくとも現行の感染症法(指定感染症1−2類相当で本来は全員入院措置)は改めるべきです。積極的な治療は要らないが介護を必要とされる人達で病院が一杯になれば、一気に医療崩壊し、心筋梗塞や癌の治療が受けられなくなってしまいます。ホンマにえらいこっちゃ! です。
さて、そんな中、当院年末年始のお休みを頂きます。すみません!!! 12月27日(日)から1月3日(日)の間、何かありましたら吹田市休日診療所をご利用ください。
左には、箕面の滝の遊歩道途中にある「時習堂」の外観とそこに展示された松下幸之助さんの色紙を載せました。箕面の滝までは運動目的で何度も歩くのですが、少し離れた所にひっそりとあるため、その存在に気付きませんでした。日本の偉人さんの資料が展示されていますが、松下幸之助さんの書字がとても上手で目に着きました。「前進」・・・そうですね、こんな時相ですので励まされました。
2020.11.03 発熱や風邪症状で受診される方へのお願い 必ず事前電話予約して下さい!
まだまだ新型コロナウイルス感染の陽性者数は減りませんね。先月辺りから大阪府内は100人を超える日が続いています。感染しているか否かを判定するPCR検査件数は毎日およそ2000件ですので約5%の陽性発見率です。幸い軽症者がほとんどなのがせめてもの救いです。でも、これから冬に向かいますので感染陽性者数は増えてきそうで、憂鬱ですね。
さて、当院は診療所の出入口が一つしかなく、疑感染者を隔離できる間取りになっていませんので、発熱された方・風邪症状の方の診察を通常の診察時間帯に行うことが出来ません。風邪以外で受診される方とのニアミスを避けるために普段の患者さんの診察を全て終え待合室が空になった時点で、発熱・風邪症状の方の診察を行っています。診察を希望される方は事前に電話でご連絡頂けたら予約を致します。なお一人診察する度に診察ブースをアルコール消毒していますので、診察人数にも限りがあります。予約状況では予約日が少し先になる可能性もありますことご了承ください。
このため、事前連絡なく直接、当院に受診を申し出られても診察をし兼ねます。改めて電話にてご予約下さいますようお願い致します。今年1月末から「発熱や風邪症状を呈する方は肺炎を疑うほどのひどい咳や倦怠感がなければ、4日間ほど自宅で養生し経過を観察して下さい。その上で新型コロナ相談センターにまず電話相談して下さい」と行政から要請されていました(左の写真は1月31日の新聞から)。しかし、このところ新型コロナへの恐怖感が薄れてきたせいでしょうか? 熱があっても直接、当院を受診して来られる方が増えてきました。万が一、新型コロナに感染しておられたら(軽症の陽性者は大勢おられます!)、その場に居合わせた他の患者さんに移し兼ねません。新型コロナ感染を終息させるためにもマスク着用しお互いソーシャルディスタンスを取りましょう。
なお当院は新型コロナPCR検査もインフルエンザ迅速キット検査も出来ません。問診中心の診察でこれらの検査が必要と判断された場合は検査可能な医療機関へご紹介させて頂きます。