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お知らせ

2020.08.27 新型コロナって、エボラ出血熱やコレラと同じ扱いでいいの?

まだ暑いです。

それに新型コロナウイルス感染の陽性者数は減りませんね。家族内発生が増えて陽性者年齢分布も少し高齢者に広がって来ましたが、幸い重症者と判定された方はあまり増えていないようです。当時、中国武漢患者の重症や死亡状況から死亡率のえらく高いウイルスだと推測されていましたが、我が国での状況を見る限り、それほど怖いウイルスではないことが分かってきました。しかし、相変わらず、このウイルスは感染症第2類相当に指定されている為、SARSやコレラ並みの扱いです。これはPCR陽性と判定されたら例え軽症でもSARSやコレラに感染したのと同じ扱いにせい!ということですよね。おかしいです。

当時は新型コロナに感染するとその多くが重症化して死に至るだろうと考えたから第1−3類並みの指定感染症にしたのでしょうが、今もまだその判断が正しいと考えますか? 新型コロナ感染の多くの人が無症状や軽症ならインフルエンザ 並みの扱いではいけませんか? 

インフルエンザ は第5類に指定されています。だから、診療所で診察・検査できています。ご家族に移さないように指示してタミフルなど処方し、自宅療養してもらいます。しかし、もしインフルエンザが何かの間違いで第2類に指定されたなら、薬があっても専門病院でなければ診療できません。だって、SARSやコレラと一緒の扱いですから。

 

新型コロナウイルスを第2類指定感染症に指定している限り、国が診療所でもPCR検査できるようにPCR検査件数を増やすと言ってもなかなか協力できるものではありません。エボラ出血熱やコレラ並みに指定している感染症を診療所で診ろと言われてもね。新型コロナウイルス自体が怖い(確かにそれなりに怖いけど)訳ではなく、第2類感染症という扱いが怖いのです。高速道路を10Kmオーバーしただけ?なのに、それを40Kmオーバー並みの交通違反として扱われたら、怖くて追い越し車線なんて使えないよ!と言いたくなるのと同じ理屈です。新型コロナ感染が怖いのは高齢者やある特定の病気を持った方々です。この方々に感染しないような配慮だけしっかりすべきです。

随分、以前にこのお知らせで述べましたが、インフルエンザ 感染でも毎年200〜2000人は亡くなってきました。ワクチンや抗ウイルス薬があってもです。その昔、スペイン風邪と言われて世界で1700〜5000万人もの人が亡くなったと算出されています。考えれば私達がよく知るインフルエンザ も結構怖いのですが、上手く付き合っています。

そろそろ新型コロナの扱いを訂正しませんか? マスコミさん、しっかり報道してね。

2020.08.27 今年のインフルエンザ予防接種は普段の再診時に受けて戴きます。

まだ暑いですね。それでも、もうインフルエンザ予防接種の話です。

今年も10月初旬から予防接種を予定しています。ご存知のように当院では予約日に小学校の予防接種と同様、並んで戴き一斉にワクチン接種(集団接種)してきました。しかし、このやり方では一時的に3密状態となり、新型コロナ感染予防の観点から再考を要していました。

一方、つい昨日、予防接種は感染で重症化しやすい持病をお持ちの方や高齢者、妊婦、乳幼児を優先するよう厚労省専門家会議からの提言がなされたところです。こうした状況を受け、急遽、今年は従来とは違った方法で予防接種を行うことにしました。

また今年まだ当院へのワクチン供給量が定まっておらず、十分な量が確保できるまで持病で当院に定期受診されている方や受験生を優先させて戴くことになりました。妊婦さんはかかりつけ産科医にまずご相談ください。この度は何かと制約のある予防接種となりましたこと大変申し訳ありません。

 

集団接種は致しません。普段の診察(再診)時に簡単な問診を施した上で診察の途中で行います。予防接種だけで受診される方も今年は診察順番をお待ち戴くことになりますので、ご了解ください。

従来通り、当院で予防接種を受けるには事前予約は必要です。予約方法など詳細内容は診療所内に掲示しますのでご覧ください。

 

2020.08.17 大切なお知らせ「発熱・風邪症状の診察について」

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長いお盆休診をさせて頂きました。当院を受診される方にはご迷惑をお掛けしました。今年は新型コロナウイルス蔓延を受けて旅行を控え、自宅界隈で過ごしましたが、日中はとても散策できる状況ではなかったです。暑かったですものね。

せめてもの夏休みの思い出にと府内の島本町にある水無瀬神社に参拝して来ました。名水で有名だそうですが、この時期、たくさんの風鈴に願いを込めて境内に掛けてあります。そんな風景を写真に納めました。どなたかが書かれた「いつも幸せそうなあなたへ感謝を」って・・・ これ、いいなあ、何故か嬉しくなりました。

 

さて、この休み期間を利用し院内の感染予防対策を見直してみました。

これまで発熱された方については、普段の診察で受診される方々とのニアミスを防ぐため別枠の診察時間を設けていました。しかし、この2ヶ月を振り返ってみると、時間枠の設定だけでは感染予防対策としては甘かったようです。当院の出入り口は一つしかないため、発熱された方と普段の診察をお待ちの方々とのニアミスは避け切れませんでした。一方、発熱された方を診察するたびに診察ブースや通り道をアルコール消毒するのですが、換気のいい場所ではないため、3人目となるとアルコール臭で目や鼻が痛くなる程でした。本当は換気の良い場所で診察すべきですが、当院の間取りでは難しい状況です。

この休診期間に換気装置を手作りしてみましたが、果たして効果があるのか自信はありません。まあ、やらないよりマシか・・・

結局のところ、院内感染を完全に予防するのは難しいです。幸い、これまでPCR検査を受けて頂いた方は全員陰性でしたが、新型コロナ感染された方が受診して来られるのは時間の問題と思います。当院をかかりつけにしてお越しの方々は何らかの慢性疾患を抱えておられますので、その方々が安心して当院を受診できるようできる限りの対策を立てておくことは大切です。

 

こうした現状を踏まえ、発熱された方の診察体制を一部変更させて頂きました。発熱された方には大変ご不自由さをお掛けしますが、ご理解の程お願い致します。

2020.08.10 院内すべてのものに「光触媒コーティング」を施しました

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今週(8月11日〜8月15日)は休診させて頂きます。

さて、この休診を利用して院内の床・壁・天井・カーテン、家具、医療機器のほか院内で使用するボールペンに至るまで抗菌・抗ウイルス作用のある「光触媒(ナノ化された酸化チタン)コーティングを施しました。国公立病院の外来や手術室などでも用いられていますが、コーティングされた床や壁、テーブル、椅子などに付着した菌やウイルスは光触媒による酸化作用で早々に死滅しますので、院内での接触感染や空気感染をかなり防ぐことが出来ると考えております。

さすがに直接的な飛沫感染は防げませんのでマスク装着とソーシャルディスタンスは相変わらず必要です。引き続き、そのマナーはお願いします。

 

6日前、大阪府の吉村知事が「ポピドンヨード剤で嗽すると唾液内の新型コロナウイルスが減った」と話した途端に、イソジンガーグルが俄かに注目されました。当院ではこれまでずっと「風邪の予防にイソジン液は効果ないですよ。水道水で喉を嗽い洗い流すのが効果的です。」と説明してきました。2005年と少し古い研究ですが、イソジンの殺菌効果は強いけれど、喉の粘膜も傷害されかえって風邪の予防にはならなかったという結果が出ているからです。粘膜は皮膚とは異なりナイーブな組織ですので、イソジン液に頼らず、まめにしっかりと(適当に塩素の含まれた)水道水で喉を洗い流して下さい。

2020.07.28 発熱された方へのお願い(重要なお知らせです)

ようやく梅雨があけました。良かったあ・・・ でも新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定された方は増え続けていますね。無症状や軽い症状の若者が多いようです。その多くはPCR陽性者と濃厚接触した人達を検査してみたら陽性だったというケースと思われます。3密を避けましょうと言っているのに(苦) 重症化しやすい高齢者には接触しないで欲しいです。

 

さて、当院で行なっている発熱者専用の外来ですが、このところ発熱したばかりなのに早々と受診して来られる方が少なくありません。ご存知のように風邪症状の有無に関わらず、発熱した場合、原則、日間は自宅療養(ステイホーム)をして自己観察するのがルールとなっています。もし新型コロナ感染を心配して受診された場合もタイミングが早すぎると判断できず、結局、PCR検査が必要か否かは発熱から4日待たざるを得ません普通の風邪なら自己免疫が働いて4日以内には解熱しますので、PCR検査が必要か否かを判断する為にもしばらく我慢して自宅で養生してください。

もし、肺疾患や管理の悪い糖尿病など感染すると重症化しやすい基礎疾患を持っておられたり、呼吸苦やしんどさが早々に強くなった場合には4日間待たず、下記の大阪府・吹田市の相談窓口にその旨をしっかり伝え、その指示に従ってください。

新型コロナウイルス感染を強く疑ったら・・・06ー7178−1370(吹田保健所)    06ー6944ー8197(大阪府民向け相談窓口)